クリスマス島の塩が取れるのはどんな島?
生物の起源は海にありました。人類の祖先もかつては海にいました。
その名残でしょうか、母胎内の羊水は海洋深層水と同じミネラルバランスで成り立っています。
この海水を自然のままにただ乾燥させただけでなにも添加せずに作った塩を採ることは、毎日の食事においてとても重要なのではないか、私たちはそう考えています。
[クリスマス島の塩の安全性]
1950年~60年代にアメリカとイギリスがクリスマス島付近で大気圏核実験を行いました。
実験直後は多くの健康被害が報告されましたが、2013年の「こどもみらい測定所」の調査によると同島の塩の放射能は1.66ベクレル/kg以下となっています。日本政府の一般食品に対する基準値100ベクレル/kgを大きく下回っています。安全基準をもっと厳しくするべき、とする専門家(矢ヶ崎克馬氏・琉球大学名誉教授)でも10ベクレル/kgを提唱していることからこの値は十分に安全であると考えられます。50年が経ち海の浄化能力が島を元通りにした、と言えます。