免疫力は、毎日の生活や食生活を真剣に考えるところから生まれます。

　牛は、経済動物と云われますからミルクマシンで当然と思っていた生産者方、頭でっかちに本物牛乳を飲みたいと詰め寄る消費者、この両者が50年間、生産者さんは、3代に渡るお付き合いの中からとうとう本物牛乳と云われるものが産まれました。

そんなものできないと頭から叱られた50年前の私たち、一緒に学び情報を交換し、そして最後の10年は、生産者さんの努力の独走でした。私たちは、ひたすら作られた本物の牛乳をあまらさないように拡販していくだけでした。

　今秋から100％に近い自給自足の餌(つまり生草、干し草、大豆、とうもろこし、デントコーン)を北海道の地で、輸入穀物に頼らない餌で飼育できるようになりました。わずか11軒の生産者さんですが成功しました。

　私たちにできることは、一人でも多くこの牛乳を飲み、生産者に本物の力を消費者が支持していることを示す以外ありません。

　私は、32才でこの牛乳作りにのめりこみ今年82才になりました。虚弱な息子のためにときっかけをつくってくれた息子は、今年56才。食べる事と、生産者と生産現場のことに明け暮れるすごい道楽人生で最晩年を迎えました。

　素晴らしい小松米という主食に恵まれ、白米に足りない栄養を古代もち麦の生産者に出会い、助けられています。味噌、醤油、卵すべて日本一の生産者と共に生きていかれるようになりました。

　人間の体に必要な栄養というといろいろありますが、私が学んだところでは、たんぱく質とカルシウムが最重要と思われます。たんぱく質は、皆様ご存知の通りです。

カルシウムは、骨と直結して必要なのですが、それ以上に心臓を動かす力や他の臓器にすべて関わっている栄養素です。このカルシウムは、日本人のほとんどが不足です。お魚や野菜にも含まれていますが、何といっても安くて吸収が早く簡単なのは、乳製品です。　

しかしこの乳を出す牛が不健康であっては、かえって害になります。私が、求め続けたこの健康な牛の乳が、皆様にお届けできています。これは、この共同購入の50年の努力に対して、生産者団体の㈱よつ葉乳業の多大の支援があってのことです。

どうか、1日200㏄～300㏄、この本物牛乳でお取りください。これ以上の豊かな栄養食品はありません。首都圏在中の方、まだまだ全域とは云えませんが、週一回3本から配送できています。

　また会の取り合わせ箱でお取りいただいて、冷凍して一ヶ月分お取りください。
申し訳ありませんが、市販のよつ葉牛乳とは、飼育方法が違います。
何しろ北海道の11軒の農家さんのもので、この質に匹敵する個人の牛乳は、1ℓ1,800円くらいで販売されています。

　これから益々、遺伝子組み換え飼料多投の時代に入ります。この11軒の農家さんを、皆さんで守り、ご支援下さいませ。