雪の花味噌
私たちが越後の「雪の花みそ」さんとお付き合いが始まって35年くらいになります。
これまで一度もこのお味噌のこと取り上げていないことに気づきました。
「雪の花みそ」を作っているのは、豪雪の町、越後高田にある(株)杉田味噌醸造場さんです。創業は、1820年江戸時代 文化文政に糀屋さんとしての出発だったと伺っています。
「雪の花みそ」は、米どころ越後で、豊富なお米を使った糀(他に麹というのもあります)で作られています。
私たちの会も当初、飯島春子先生をお招きして手作り味噌を作っていました。
作り手の私たちは、嬉しく自慢でした。原材料が全て安全な生産者さんと分ったものですから。
しかし、美味しくて満足していたのは私達だけで、家族の評判が今一よろしくありません。そのうちに慣れてくれるだろうと3年程がんばりましたが、仲間の家族も同じ意見との事で暗礁に乗り上げてしまいました。
その時、中野にお住まいの長尾さん(結核の後遺症でベッド生活を余儀なくされ、安全な食によって生命を維持されているという方で、私の食生活の原点のような方です)に、杉田味噌の社長に相談するようご紹介いただきました。以来40年以上のお付き合いです。
原料のお米、塩にも並々ならぬご配慮(私どもの勝手な希望)を受け入れていただき、お付き合いいただいています。杉田社長は、当初一言「東京の気温でもマンションなどで味噌は作れますが、美味しいお味噌は無理でしょう。200年も昔に作った土蔵の蔵で年間定温を維持し、何より蔵に住み着いた無数の菌との共生が美味しさを醸し出しているのですから」この一言で私は、会のお味噌を特注させていただくことを決め、以来40年のお付き合いです。調味料の味は慣れてしまうとなかなか変えること難しいのですが、雪の花味噌をまだご利用されていない方に、是非一度ご試食いただきたく思い、格安の価格でお試し頂くことと致しました。
当会一番の人気商品です。