よつ葉牛乳
私たちの会の根っこは、日本一安心安全の牛乳を探すことから始まり、牛乳についての安全な牛乳とは何かという学習を一年間学び、
その牛乳が北海道にあることを知りました。
そして様々な弊害を乗り越えて手元に届くようになったのが、一年後の昭和47年(1972年)6月からでした。
何と今年は、五十年の記念すべき年ということになります。
50年前、都心では池袋近くにある青木の自宅だけに届けてもらえることになり、今まで味わったことのない美味しい牛乳に、日々愛飲者が増え、私とご近所の友人は、リヤカーを買って午前4時頃配達を致しました。
今スーパーなどで売られているよつ葉牛乳とは品質が違います。
私たちの共同購入の会のよつ葉牛乳は、あの大きな北海道の生産者の中から17名の生産を指名しています。
殺菌温度72℃・2秒のパスチャライズ製法(高温で殺菌していません。
市販は120℃殺菌)粗飼料中心のため放牧が主体です。配合飼料は全て非遺伝子組み換えをしていないものです。
ノンホモジナイズ、搾ったままの乳ですので脂肪球を均一化していません。
北海道のような大規模生産地の生乳で、生産者を指定して作っているところは他にはありません。
その後トラックを購入、配送車も頼み都内全域に配達できるようになりました。
地域に一か所位の配送場所でしたから、そこまで取りに行きます。
月極め、前金、月の途中の変更ナシと厳しい条件でありながら、よつ葉牛乳は、「燎原の火」のように広がりました。
私は牛乳の学習を一年間する中で、健康な牛の乳が、いかに人間の食生活に必要であり、日本食の栄養のバランスがよいかということを知りました。
ごはんで足りない栄養素はことごとく補います。
そして何より人生で一番力のない時、幼児期、病気の時、高齢で食が少量になった時にこそ必要な食品です。
安価、簡単栄養バランスが良く、高くて危険なアメリカ産牛肉など食卓にはのせてはいけません。
とにかく安心安全な「よつ葉牛乳」を是非お薦めいたします。