小松米が宮中新嘗(にいなめ)祭の献上米に選ばれました
小松米の宮中新嘗(にいなめ)祭の献上米に選ばれた小松米の御田植祭に大木さんと二人でとんで行きました。
前夜の雨も上がり、晴天真っ青な空のもと、農道に張られた二つの濃紺のテント。一つは、祭壇と神主さんがいました。もう一つに、町長をはじめとする町の役員の方々とご近所の方々そして私たちのような関係者 が入りました。水をはった田には、青い空と白い雲が映り、祭壇の前には、宮中からお役を仰せつかった白装束の地元の神主様がお祓い、祝詞を唱えて下さいました。
そして最後に、参列者すべてに小松正信さんから苗が手渡され、田んぼに入って田植えをしました。皆様からのお祝いもお届けできました。ありがとうございます
なんとも清々しい空気が流れ、心から喜びが湧いてきました。そして改めて私たちは、お米を作って下さっている生産者の皆さんのご苦労を知り、何より大切な主食を末永くお作り下さることを祈りました。小松さんの田んぼは、只見川のほとりにもありますが、その川の水ではなく通常は、山の雪どけの伏流水を利用して栽培されます。何年か前、山に雪が降らず3分の一程の田の稲が植えられなかったことも経験しました。
とにかく美味しい安全安心、大切に大切に50年近く米作り一筋に歩いてこられた小松ご夫妻の労が、最も栄誉ある形で顕彰されたこと、私たちも一緒にお慶び申し上げます。