新年を迎えて
この食といのちを守る会は、多くの善意のボランティアの方に支えていただいてなり立っています。
会員さんは約250名ですが、食品をお求めくださる会員の方は60名ほどです。
ボランティアに依存し、生産者の生産物をすべて買い支える力となってはいません。
今年はまず50名の新しい会員さんをお迎えしたいと思います。
その理由の一つは、今後の展望を書き連ねます。
①この会を会社にして、女性が働く職場としたいのです。
昨年、何度か、三歳までの赤ちゃんを育てている女性の就職の難しさについて、ご相談がありました。お手当ては少なくても、赤ちゃんを連れて働ける職場を作りたいと
思っています。
人生で最も美しく愛らしく、神様のように素直な3歳までは、手元で見守ってほしいとの願いからです。
そんな夢を聞いてくださったボランティアスタッフ(もちろん男性もいます)が1月1日から物置を片付けて、500名会員を目指して、体制をとろうとしてくれています。
困ったこと、悩めること、何でも許される会社を作りたいと思っています。
②生産者の多くは、作った農畜産物が80-90%消費されたら、農家は続けられると言っておられます。
安心安全、健康な生命を願う思いを、共有してくださる生産者さんがおられます。
その生産物を、何とか残すことなく引き受けられる会が、日本中に何百とできることを願い、そのモデルとなる会社になりたいと思います。
③今生まれる赤ちゃんのおよそ55%が、何らかのアレルギーを持っていると言われています。
若い女性男性の食生活を安全なものに切り替えなければ、親子で悲しい思いをすることになってしまいます。
上神田先生は、家庭料理が滅びた時、国も滅びますと講演されています。
若い世代に、食の大切さを伝える活動を続けていきたいと思っています。
皆様のご家族、友人、知人の方々に当会を紹介していただければ幸甚でございます。