つれづれコラム
北海道の生産者さんは、雪が十勝平野に平均75cmくらい積もって、うれしかったとおっしゃっていました。
昨冬は雪が少ないので土が凍って、長芋、ゴボウといった根のものがしみてダメになったりしました。今冬は大丈夫、土壌の消毒にもなった、というお話でした。雪が覆うと土が凍らないのだそうです。
十三湖の湖面の凍結が薄くなる、という話にしても雪の時は、雪が降ってほしいです。
こんな当たり前のことが当たり前でなくなってしまいました。
他の生物に迷惑をかけているのも、みんな私たち人間のおごりと利便性の飽くなき追及からきていることは、疑う余地なしです。
とにかく自然を大切に、無駄のないように使わせてもらいましょう。
何をしたらよいのか、コロナに気をとられて気が回らなくなっていませんか。洗濯、シャンプー毎日必要ですか?
食糧自給率30%代なんていう先進国はありません。
農業のこと真剣に考えましょう。
すぐ病院へという考えもやめましょう。自分の生命、健康はホンの少しの気づきにより未病でおさまるはずです。
そのもとは、食べ物、食べる事ではないでしょうか。日本には何よりも栄養バランスのとれた主食のお米があります。
私たちは、このお米のことをちゃんと学び直す必要があります。今のところ自給率100%何と有難いことでしょう。
いつからか、手のかからない口当たりの良いパン食に、主食の座をあけわたしていませんか?成人病と云われた大人の諸症状が、子どもたちに蔓延しています。アレルギー症状などが多く出ているこの現実を、不思議だと思わなくなっている私たちはどうしたことでしょう。
長寿世界一は、本当に「健康寿命」なのでしょうか?それにしても、ヤングケアラーや女性のホームレスの増加が心配です。
爪に火を灯すようにして払っている税金の使われ方も、今のうちに正確に知ることが大切です。一部の政治家、それでつながる利権屋、利権企業、軍事費あんなに簡単に、ドサクサにまぎれて使われてもいいのですか?
いつの間にか私たちは、自分の足元ばかり見て気にして、気が付いたらぬるま湯のカエルのように、身動きがとれなくなっているなんてことないのでしょうか?
今月は、知っているようで知らない、身近な栄養、そして必ず摂取することが健康に生きる基本と云える、ビタミンCとAのホンモノをご紹介致しました。
無駄な食生活を見直す意味と、まだまだいろいろ続く感染症、自分の命は自分で少なくとも半分は守るために。
こんな学習は一人ではできなくても、仲間で覚えて健康に生きていく努力をしなければいけない時がきたのかもしれません。
新春早々、厳しいことを申しました。未来の人のために明るいニュースをつくり出したいと思います。
自然環境の恐ろしいくらいの変化、次々に始まる感染症のこと、人間関係をはじめとする全てへの関係性が崩れていること、みんな原因は同じことなのでしょう。
一人ひとりがちょっと立ち止まって考える時、気づくセンサーを持たなければいけない時のように思うのです。
丹羽先生から、大変貴重な45年余の研究をまとめていただきました。いつでも繰り返しご覧いただけるよう、大切に保存して下さいませ。
大切に丁寧に生きる見本にならなければと思います。