神楽坂123ファームとは?
私たち神楽坂123ファームは、最上質の食材の提供をモットーに運営する食材サイトです。
NPO法人「食といのちを守る会」として創業1972年依頼守り続けてきた、「大切な子供の命を助けたい」
そんな母親の切なる願いを救いたい一心で、自らの愛する人達を守ることで培ってきた知識を、求める人々へつないでいくことを使命とし、「丸ごと安心、安全を与える」
繋がり続ける命の輪を守るために生まれました。
いのちをつなぐ食べ物
平凡な主婦だった私が「健全な食べもの」に目覚めたのは、長男の誕生がきっかけでした。
7か月の未熟児で生まれ、産院の先生には命の保証はできないとまで言われました。
とにかくふんだんに母乳を飲ませ、細心の注意を払って小さな命を育てなければなりません。
私にとって、命と乳は切り離せないテーマとなったのです。
あるとき立川市でホンモノの牛乳を飲む運動をしている会の存在を知りました。
訪ねて行って飲ませて頂くとこれが本当においしいのです。
それが「よつ葉牛乳」との最初の出会いでした。
牛乳にはホンモノとニセモノがあること。この牛乳がおいしいのは、北海道のきれいな空気と水と草を食べてのびのびと育った健康な牛の乳だから。
考えてみると、牛乳の質を見極めるたったひとつの単純なこと。
でも、いちばん大切なことだと思いました。
リュックと手に持てるだけ分けて頂いて持ち帰り家族にのませたところ、みんなが美味しいと言うのです。
私は三世代が一緒に暮らす家庭の主婦なわけですから自由になる時間といったら、家族がまだ眠っている早朝しかありません。
池袋に住んでいましたから、朝4時55分の電車で立川市まで牛乳を取りに行き、急いで帰宅して何食わぬ顔で朝の食卓によつ葉牛乳をのせている。そんな生活が半年ほど続きました。
そのうちに子どもは子どもの友達に、私は私で友人やご近所の奥さんに薦めるものですから、わが家の牛乳はあっという間になくなってしまいます。
師と仰いでいた岡田先生の「自分の命は自分で守りなさい」という助言と、このおいしい牛乳を飲み続けるためにはどうしたらよいだろうという仲間たちに励まされ、共同購入をやってみようということになりました。
私と同じ思いを抱き、よつ葉と決めた人が、今では全国40万世帯へと広がりました。
よつ葉が持つホンモノの牛乳のおいしさが何よりの説得力を持って大きな運動の輪に広がって行ったのです。
よつ葉牛乳で育った息子は今年27歳。
今も、よつ葉牛乳愛飲者。京都に住む彼へ、よつ葉は私からの定期便です。
子どもを安全な食べ物で育てたいと願う母親の気持ちは誰もが抱いています。
よつ葉牛乳が安全な食べ物を求める運動のきっかけとなってくれたことに感謝するとともに、このミルクのネットワークを通して身近な問題を考え改善する運動や、もっとしなやかな発想で生活を楽しむ情報交換もして行けたらと思います。
青木 紀代美