神楽坂123青木さんの四季折々つれづれ食材コラム

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見た目がきれいな野菜たちの真実・・・

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見た目がきれいな野菜たちの真実・・・

便利な時代になり、スーパーに行くと、きれいに土を落とし、色も形もそろった野菜や果物が一年中いつでも手軽に手に入ります。

なるべくきれいな形のきれいな色を・・・と選びますよね。

ですが、自然界に例えば人参を植えたら、どのように育つでしょうか。
表面は皮をむきやすく平らに、凹凸もなく大きさも揃って、育ってくれるのでしょうか。

そんな姿は想像できないはずです。

こういった均一な見た目を作るために、多くの農薬や肥料をしようされているのは言うまでもありません。

 

 

野菜たちには、使用した農薬や肥料の種類回数についての表示義務はありません。日本の農薬基準は世界で一番緩いと言われています。食にまつわる著書や専門家の発言でも問題視されています。

 

複数種類の殺虫剤、雑草を除く除草剤、防カビ材・・・
これらの農薬の使用は促成栽培なら10回以上は当たり前、
2〜3種類の農薬を1度に使いこともあります。
海外では使用禁止されているのに、日本では普通に使用されていることもあります。
農薬は神経や呼吸器などに毒性のあるものも多く、身体への影響を危険視する専門家の話も耳にしたことがありでしょう。

例として福岡県の農薬散布回数の資料を以下に引用します。
少ないものでも7回・・・多いと60回を超えています。

特別栽培農産物に係る表示ガイドライン

これでも少ない方の例と言うから驚きです。
生産者にとって「見た目が均一できれい」「どの季節でも育つ」「どんな環境でも育つ」「売れる、腐りにくい」
そんな夢のような野菜を作るためには、農薬や肥料は欠かせないのです。

それでなくとも、環境問題や、立地の問題で汚染が進んでいると言う状況下で、子供たちに何を食べさせればいいのか、途方にくれてしまうのではないでしょうか。

こんな時代でも、自然の力で食物を作り、限りなく農薬に頼らない農法を守っている農家さんは少なからず残っています。
現地に出向いては食材を集め、皆さんにご紹介しています。

こうして続ける中で、同じ志の農家さんをご紹介いただくこともあります。
是非とも、当サイトで扱いのない農家様でも、お声がけやご紹介をいただければと思います。



 

 

 

 

 

 

 

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