手摘み新茶
お待たせしました、今年も美味しい新茶が届きます。
岐阜県美濃地方中央部の山間地域、海抜200から700メートルの高地特有の昼夜の気温の差が大きい白川町、東白川村で生産されている「ひがし白川茶」です。
全国のお茶の産地の中では最も遅い八十八夜の手摘み茶でしょう。
白川は満州開拓団の引き上げの方々が帰国して託された土地と伺いました。
30年近く前に、その小さな村の自然農法の茶作りが農林省から日本農業賞を受賞されたニュースを見て私はすぐお尋ねしました。
名古屋から2時間余りはるか下に白川が流れている谷沿いの細い一本道を連れて行って頂きました。
まだ石がゴロゴロの地に、小さいながらも逞しい“お茶の木”が、うねを作っていました。
初めての消費者と直接の関係だということで、たいへん歓迎して頂いたことが昨日のようです。
安江正吉さんという茶の名人のもと開拓魂で、あの痩せた土地を結束しての農業に、生き抜くことを知っている方々だと私も感激しました。
今では、押しも押されもしない色よし味よし香りよしで、高級宇治茶の重要なブレンド茶として業界では有名ですし、個人の間でも茶通の方々には充分みとめられ、一般の方のお求めも増えておられます。
何にしましても茶葉だけは洗って使うことはできません。無農薬で育てて下さることが重要です。当会でも大好評の自慢のお茶です。
日本茶の農薬検査のチラシをご覧くださいませ。